四本値、制限値幅
四本値
株価は1日の取引の中でも、いろんな値段をつけながら変動していきます。
その中で記録として残るのが、始値、終値、高値、安値の4つで、この4つの株価をあわせて「四本値」と呼びます。
・始値
午前中の取引がスタートして最初に取引が成立した値段のこと。
その日初めて成立した取引を「寄り付き」といい、始値とこの寄り付きの株価が一致することから「寄り付き値」と呼ばれることもある。
・終値
午後の最後の取引が成立した値段のこと。
その日最後の株価を「大引け」といい、終値と大引けは同じ株価になる。
ただし、大引けで取引が成立しない、ザラバ引けのときは、その株価が終値となる。
・高値
その日に成立した取引の中で最も高い値段のこと。
その年に1番高くついた株価を「年初来高値」、史上最高の値段のことを「新高値」という。
・安値
その日に成立した取引の中で最も安い値段のこと。
その年で1番安い株価を「年初来安値」、史上最低の値段のことを「新安値」という。
四本値は、その銘柄の動きを表す基本的な数値となります。
四本値を活用すれば、株価の動きを端的に捉えることができるでしょう。
制限値幅
株価の極端な値動きを避けるために、株式市場ではあらかじめ1日で動く値幅が決まっています。
そのため、1日で何倍にもなったり、紙くず同然になったりすることはなく、なにか大きな出来事があっても、ある程度の時間をかけて株価が動くようなシステムになっています。
値動きは、元々の株価によって受ける影響が異なるため、制限値幅は前日の終値がどの価格帯かによって決められます。
制限値幅いっぱいまで株価が下がった時を「ストップ安」、逆に上がった時を「ストップ高」といい、ストップ高、ストップ安の時には、時間の優先の原則が働かず、比例配分で売買が成立することになります。
例えば、2万株の売り注文に対し、3つの証券会社から合計で10万株の買い注文が入り、ストップ高となったとします。
この場合、売買が成立するのは2万株だけとなり、各証券は買い注文の株数に比例して取引が成立することになります。
その後、さらに投資家へ配分していくことになります。