売買注文
ネット証券では、24時間いつでも売買注文を受け付けています。
しかし、証券取引所で立ち会いが行われていないことには、実際に取引は成立しません。
・立ち会い
証券取引所で株の売買取引が行われること。
立ち会いが行われる時間は、平日の昼間に限られ、午前9時から11時までの立ち会い(前場)と午後12時半から15時までの立ち会い(後場)の午前と午後の2部構成となっています。
真夜中に出された売買注文は、ネット証券のコンピューターにプールされ、翌朝の立ち会い開始時に一斉に証券取引所に送られます。
売買注文の方法
基本的な売買注文の方法には、大きく分けて「成り行き注文」と「指し値注文」の2種類があります。
成り行き注文とは、銘柄と株数だけを決め、値段を指定しない注文方法で、値段を指定しないため、比較的売買が成立しやすくなっていますが、その反面、予想外に高い金額で買うことや低い金額で売ることになってしまう可能性があります。
一方、指し値注文は、値段を指定する注文方法で、税金や手数料を考慮して、売却益を確定して売りたい場合などに有効な方法です。
自分の希望通りの価格で売買ができますが、価格を指定するため、わずかな価格差で取引が成立しないというような場合もあります。
この2つの注文方法は、どちらが良くどちらが悪いということは無く、賢く使い分けられるのが理想です。
通常の取引では指し値注文がおすすめで、注文を出す価格を自分で決定することで、相場を読む訓練になります。
一方、損切りしたいときなどは成り行きで注文するのも賢い方法で、わずかな価格差で取引が成立せず、株価が下がるのを見ているだけより、とりあえず売り払い、気持ちを切り替えて次の行動に移る方が得策でしょう。
・損切り
含み損の出ている証券を売却して損失を確定すること。
注文を出すときは、証券コードと銘柄名、株数、希望価格(指し値の場合)、指し値か成り行きか、注文の期限をはっきりと伝えるようにしましょう。
逆指し値
昼間忙しく、なかなか株価がチェックできない人におすすめなのが、「逆指し値注文」です。
通常の指し値は、指定した株価より上がったら売り、下がったら買うという注文です。
それに対し逆指し値は、指定した株価より上がったら買い、下がったら売るという注文を出します。
このように、通常の指し値注文とは逆のことから逆指し値と呼ばれています。
逆指し値注文には、相場の転換期にすばやく買い注文を出す「上昇買い」、株価が上昇している間持ち続け、下がり始めたら売る「利益確定」、損失を最小限に抑えるためにすばやく売る「ロスカット」という3つの活用方法があります。
上昇買いは、上昇トレンドに転じたタイミングを逃さずに買い注文を出すことができます。
利益確定は、もしも下落を始めたら○円で売りなどと注文しておけば、確実に利益を残しながら、安心して上値を追うことができます。
ロスカットは、下限を設けておけば、株価チェックを怠っている間に株価が下がっても、確実に損切りすることができるのです。