出来高と株価の関係
出来高は売買高ともいわれ、株式市場での銘柄の人気を表す代表的な指標で、証券取引所で売買された株式数のことです。
通常、株価が上昇しているときには出来高も増加し、株価が下落し始めると出来高も減少します。
株価が上昇しているときは、投資家はもっと株価が上昇するという期待から、その株の購入に意欲的になり、買い注文を入れます。
その一方、その株を安値で購入した投資家は利益確定のために売りの注文を入れます。
このように、買いたい人と売りたい人が大量に注文するため、出来高が増加し、株価も上昇します。
逆に、株価が下落しているときは、早く売りたいと思う投資家が増えると同時に、さらに下落するという予想から買い注文も入らなくなり、出来高は減少、株価も下落していきます。
実際にチャートを見ても、出来高がピークのときには、株価もピークになっていることが多いようです。
出来高と株価は、一般的には、まず株価の上昇、下降があり、それに伴い出来高が増減するという関係にあります。
しかし、株価が上昇から下降に転じるときや下降から上昇に転じるときなどの相場の転換点では、この関係が反対になり、まず出来高に変化が表れることが多いようです。
つまり、株価が安値にあるときに、出来高が急増すると、今後、株価は上昇していく可能性があると捉えることができ、反対に、株価が高値にあるときに、出来高が急増したら、株価が下落を始める兆しであると捉えることができます。
株価の動きを追うだけでなく、出来高にも注目して、相場の転換点をいち早く見つけましょう。