株価の波
株価チャートには、「分足」「日足」「週足」「月足」「年足」などさまざまな表示期間のものがあり、1分の値動きを表しているのか、1月の値動きを表しているのか、期間の設定によって、チャートの意味するところは大きく変わってきます。
チャートを見るときには、期間の異なるチャートを比較して、分析することが大切です。
そのわけは、日足で見たときには大きな株価の波でも、期間の長い週足や月足で見てみると、小さかったり、正反対の波のなかにあったりすることが分かるからです。
このように、株価は通常、短期間で小さな波を繰り返しながら、長期間で大きな波を形成し、小さな波は短期売買に利用され、大きな波は長期保有に利用されるのが一般的のようです。
短期売買は、保有する銘柄の株が上がればすぐに売り、下がればすぐに買い戻すことを繰り返す投資スタイルなので、1日で売ってしまうこともあります。
その場合、長期の大波はそれほど関係しませんので、株価の小さな波を利用し、小さな利ざやで繰り返し稼ぐことを狙います。
長期保有は、最低でも半年、長ければ10年を超え、同じ株を持ち続ける投資スタイルなので、短期での小さな波が多少どうなっていても、あまり気にする必要はなく、株価の大きな波に乗れればそれで良いことになります。
このように投資スタイルによって、株価の小さな波に乗るか、大きな波に乗るかが変わってきますので、まずは投資スタイルを明確にし、スタイルによって表示期間を使い分けましょう。