ローソク足の基本形
大陽線・大陰線とともに、基本のパターンにあげられる7つのローソク足を見ていきましょう。
・小陽線
陽線の中で、ヒゲの長さに比べて実体が短いもののことで、強い保ち合いを示しています。
株価の上げ幅は小さく、あまり動いてはいません。
陽線は、始値よりも高く取引を終えていることになるので、基本的には基調は強いと見てよいでしょう。
・小陰線
陰線の中で、ヒゲの長さに比べて実体が短いもののことで、弱い保ち合いを示しています。
株価の下げ幅は小さく、あまり動いてはいません。
上影陽線・上影陰線
・上影陽線
陽線の中で比較的長い上ヒゲ(上影)をつけているもののことで、下落しそうな気配のある状態(弱含み)を示しています。
一時は大きく上昇したものの、最後には始値よりも少し上の高値で終わったことを表しています。
上影陽線は、株価が高値圏で出現すれば、当面の高値をつけて下落を示唆する合図になりますが、安値もみあい(下げ幅が固まらない状態)の途中に出現すれば、上昇トレンドへの転換を示唆することになり、出現する位置によって読み方が違ってきます。
・上影陰線
陰線の中で、比較的長い上ヒゲをつけているもののことで、上影陽線と同様に、弱含みを示しています。
高い価格でせめぎ合っていたが、最後には低い価格で終わったことを表しています。
上影陰線は、高値圏で出現すると、下落トレンドへの転換を示唆します。
下影陽線・下影陰線
・下影陽線
陽線の中で、比較的長い下ヒゲ(下影)をつけているもののことで、上昇しそうな気配のある状態(強含み)を示しています。
低い価格でせめぎあっていたが、最後には始値よりもかなり上の高値で終わったことを意味し、相場の意味としては、かなり強気となります。
安値圏で出現すると上昇トレンドへの転換を示唆しますが、高値圏で現れると、首つり線と呼ばれ、下落トレンドへの転換とも判断されます。
・下影陰線
陰線の中で、比較的長い下ヒゲをつけているもののことで、強含みを示しています。
価格をかなり下げた後、やや持ち直すも値を上げるに至らなかったことを意味し、相場の意味としてはやや弱気となります。
安値圏で出現すると上昇トレンドへの転換を示唆しますが、高値圏で現れると首つり線と呼ばれ、下落トレンドへの転換とも判断されます。
寄引同時線
・寄引同時線
始値と終値の株価が同じだったことを意味するもので、ローソクの実体のないヒゲだけで、ヒゲが上下にクロスして十字型をしています。
ヒゲの長さの組み合わせによって分類され、十字線(上下のヒゲの長さがほぼ同じ)、上十字(下ヒゲの方が長い)、下十字(上ヒゲの方が長い)など他にもいくつかあります。
上ヒゲが長いと弱含み、下ヒゲが長いと強含みをですが、始値と終値が同じだということを重視すると、トレンド転換を示唆していると判断することができます。