配当利回り・配当性向
配当利回り
配当利回りとは、株価に対する年間配当金の割合を示す指標で、1株あたりの年間配当金額を株価で割って求めます。
預貯金の金利をイメージして考えると分かりやすいでしょう。
配当金が一定であれば、購入した際の株価が低いほど配当利回りは高くなり、銘柄にもよりますが、預貯金の利子より配当利回りは高い水準といえ、高配当の銘柄の人気があるのも分かります。
長期保有の場合は、配当利回りのよい企業に投資する方が効率的でしょう。
しかし、預貯金の利子より水準は高いとはいえ、株の配当金は預貯金と違い、必ず支払われるという保証はありません。
ずっと安定配当を行ってきた企業でも、業績が悪化すれば配当金を減らす「減配」を行ったり、配当金を出さない「無配」を行ったりすることも十分有り得るのです。
配当性向
配当性向とは、当期利益(当期純利益)のうち、配当金としてどのくらい支払われているかを百分率で表したもので、1株あたりの配当金を1株あたりの利益で割って求めることができます。
例えば、当期利益が10億円で配当総額が2億円なら、配当性向は20%です。
同じように1株あたりの当期利益が100円で1株あたりの配当が20円なら、配当性向は20%となります。
配当性向は、配当政策の方針として会社側が目標を○%と示しているところもあり、一般的には、成長性の高い企業は配当性向が低くても容認されますが、成熟企業の場合には配当性向を高めることが期待されているようです。
配当性向が高い企業ほど株主に多くの利益を還元しているといえ、配当性向はその企業が株主をどれだけ大事にしているかが分かる指標といえます。